おうちでできる かみこうさく 【きんび★わくわくワークス】 のご紹介
「きんび☆わくわくワークス」は、県立近代美術館の所蔵品を使った、楽しい紙工作です。子どもたちがコロナウィルスに負けずにがんばってもらえるように用意しました。美術館ホームページから自由に型紙をダウンロードして、楽しく遊ぶことができます。
ダウンロードした型紙は、家庭用のカラープリンタやコンビニエンスストアで印刷し、はさみとのりを使って作ってください。作った後は、おうちの人といっしょに楽しく遊んでね。
「きんび☆わくわくワークス」の特集ページは(↓)こちらです。型紙はこのページからダウンロードできます。
https://www.shiga-kinbi.jp/?p=23596
5月15日現在で、用意した工作は次の5種類です。このブログではこれから順番に、それぞれの紙工作の作り方を紹介してゆきます。
▲「動物ずぼんぼ」(トラ、シカ、獅子(しし)の3種類
“ずぼんぼ”は、うちわであおいで宙に浮かせて遊ぶ、江戸時代のおもちゃです。トラは岸竹堂(きし・ちくどう)さんの「虎図」と「猛虎図」、シカは小茂田青樹(おもだ・せいじゅ)さんの「母子鹿」、獅子は冨田溪仙さんの「獅子猛進図」を使っています。
▲「でんぐりトラトラびじゅつかん」
彦根出身の岸竹堂(きし・ちくどう)さんの描いた3種類のトラの絵が、次々と入れかわり現れる「六角がえし」という江戸時代のおもちゃです。
▲「くるパタ・ぶんきょさん」
野村文挙(のむら・ぶんきょ)さんが描いた「近江八景」8点のうち、「三井晩鐘(春)」「粟津青嵐(夏)」「石山秋月(秋)」「堅田落雁(冬)」の4枚の絵が、じゅんぐりに現れる「四面かわり絵」というおもちゃです。
これからも引き続き、さまざまな紙工作を追加してゆく予定です。美術館の作品に親しんでもらういながら楽しく遊んで、元気にコロナを乗り切ってくださいね。