たいけんびじゅつかん「土で描こう」が開催されました。

たいけんびじゅつかん「土で描こう」が 7月31日(土)、8月1日(日)の2回開催され、2日間で25家族65人の方が参加されました。
今回は古くから絵の具の材料として親しまれてきた「土」に注目。まずは現在開催中の常設展、夏休み子ども美術館「アートのぶつブツえん」を鑑賞し、作品に使われている絵の具の話をききながら展示室をみてまわりました。
その後、参加者が各自で持参した土を絵の具にしましたが、土の量に比べて絵の具にして使える量はごくわずか。「絵の具が高いのもうなずける…。」といった声も聞かれました。
美術館でも美しい色合いの世界の土を10種類以上用意し、それぞれの色の違いを楽しみました。


学芸員の解説をききながら作品鑑賞。



暑い中、中庭で作業。土を「ふるい」にかけて細かい土だけ集めるよ。



もっとたくさんとれるかな?



さらに細かく。乳鉢でゴリゴリ。



水とまぜて沈殿させ、一番細かいところだけを絵の具にするよ。



美術館で用意した、世界の土。



おもいっきり、ぐるん。



やさしい色の作品ができたよ。



ダイナミック!



お土産のパステルづくり。



できたー♡



子ども達が持ち寄った土の色は実に様々で、その多さにびっくり。
美術館のすぐそばでスタッフが集めてきた土だけでも、灰色、ピンク、オレンジ
赤…、と たくさんの色がありましたよ。
地面の絵を描く時に使いがちな「茶色い色」の土は不思議なほど、見かけません
でした。


次回の「たいけんびじゅつかん」は8月28日(土)、29日(日)に開催の
ティーシャツをデザインしよう」です。
開催中の企画展「ロトチェンコ+ステパーノワ ロシア構成主義のまなざし」に
ちなんで、デザインの坂田岳彦先生を特別講師にお招きします。
先生のお話を聞いて、自分だけのTシャツづくりに挑戦します。お楽しみに!


現在、参加者募集中です。詳しくは コチラまで。

皆様のご応募、お待ち申し上げております!