2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「昭和の日」の美術館は大盛況

雨があがり快晴に恵まれた今日4月29日(木・祝)、美術館が位置する文化ゾーン(公園)では「みどりのつどいフェスティバル」が開かれ、初夏の陽気に誘われた親子連れやカップルなどでおおいに賑わいました。美術館も親子連れを中心に一日中賑わいました。2階…

本日のイベント(2010年4月29日)

□■『アンデルセン童話』読み聞かせ会 ■□カーライも挿絵を手掛けたアンデルセン童話の読み聞かせ会を開催いたします。(読み聞かせに用いる絵本は、カーライのものではありません)小さな子どもたちを対象としたイベントですが、大人の方もぜひご参加下さい。…

ゴールデンウィークに楽しいイベント開催します

ゴールデンウィーク後半の5月2日(日)、3日(月・祝)、4日(火・休)、5日(水・祝)の4日間、美術館エントランスロビーにおいて楽しいイベント「名画でびっくりコラージュ」を開催いたします。コラージュとはフランス語で「貼り絵」という意味。ピカソたち…

新緑と花の季節です

雨にたたられることが多かった4月ももうすぐ終わりです。初夏の到来が間近に迫り、「目には青葉、山ほととぎす、初鰹」の句が思わず頭に浮かぶようになりました。美術館の周囲も、公園の木々の新緑がいちばん美しい季節です。 上の写真は美術館の入口そば。…

ドゥシャン・カーライ展の会場から その1

4月24日(土)から始まった「ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち」展。その会場の様子を、少しずつレポートしてゆきます。絵本原画展の会場にはつきものの「自由に絵本を読めるコーナー」ですが、本展においても大盤振る舞いです。カ…

地元のこだわりの味をご提供「くつろぎ美術館」

4月29日(木・祝)に『くつろぎ美術館』と銘打って、当美術館2階「くつろぎルーム」において地元の店が、軽食・飲物などを販売いたします。 昭和の日に文化ゾーンにお越しの皆さま、ぜひ昼下がりのひとときを、美味しい軽食とともに美術館で優雅にお過ごし下…

初夏の常設展には仕掛けがある!?

6月27日(日)まで開催している初夏の常設展には、面白い仕掛けがあります。 上の写真は常設展を告知するポスターですが、右側にある《日本画・郷土美術部門》の作品写真と、左側にある《現代美術部門》の作品写真を比べてみて下さい。何か気がつくことはない…

春の美術館講座「世界のアート・アニメーション」受講者募集中

『美術館講座』は毎年春と秋の2回、美術の歴史や作品の見方、制作技法などについて、一般の方々を対象にわかりやすく解説している教養講座です。第49回目を迎える平成22(2010)年春の講座は、ただいま企画展を開催中の絵本の魔術師ドゥシャン・カーライが、…

サポーターによる作品解説、あなたも聞いてみませんか?

「美術館サポーター」は、当館と来館者をつなぐ掛け橋として、さまざまな活動に従事しているボランティアです。現在1期生から10期生までの81名が、美術館業務の手助けとなる様々な活動を行っています。その中でも中心となっているのが、企画展、常設展の両…

ドゥシャン・カーライ展、始まりました

本日からいよいよ、スロヴァキア出身の絵本の魔術師、ドゥシャン・カーライの展覧会が始まりました。 カーライが手掛けた絵本原画だけでなく、油彩画、版画、限定挿絵本、アニメーション原画、それにレコード・ジャケットや切手など、約250点の作品が会場の…

美術館周辺グルメマップをご活用下さい

滋賀県立近代美術館はこの春から、美術館周辺のグルメスポットを紹介する「グルメマップ」を制作し、配布中です。 現在、当美術館の中には食事を提供する場所(レストラン等)がありません。お弁当をご持参いただいた方は、2階のくつろぎルームでお食事をし…

大人のためのワークショップ「銅版画に親しむ」受講者募集中

4月24日(土)からいよいよ始まるドゥシャン・カーライ展に関連して、カーライも制作した銅版画のワークショップを開催いたします。今回は大人が対象。ぜひお申込み下さい。◆内容:大人のためのワークショップ「銅版画に親しむ」 繊細で美しい線が魅力のライ…

ドゥシャン・カーライの魅力 その3

明日4月24日(土)からいよいよ始まるドゥシャン・カーライの展覧会。本展の魅力を、もっと違う角度から探ってゆきましょう。 カーライは母校であるブラチスラヴァ美術アカデミーの教授として、数多くの作家を育ててきました。本展ではカーライの作品と併せて…

ドゥシャン・カーライの切り紙アニメ「愛の伝説」上映会

ドゥシャン・カーライ展に関連した催しとして、ゴールデンウィーク期間中の5月1日(土)から5日(水・祝)までの毎日、カーライが制作した切り紙アニメの上映会を実施します。カーライの祖国スロヴァキアは、隣国のチェコと同様、芸術的なアニメーション制作…

『アンデルセン童話』の読み聞かせ会を開催します

明日4月24日(土)からいよいよ始まるドゥシャン・カーライ展に関連した催しとして、「昭和の日」にあたる4月29日(木)、カーライも挿絵を手掛けたアンデルセン童話の読み聞かせ会を開催いたします。 (なお読み聞かせに用いる絵本は、カーライのものではあり…

たいけんびじゅつかん「植物で染めよう」

4月17日土曜日に たいけんびじゅつかん「植物で染めよう」を開催、11家族31人の方が参加されました。 今回は現在開催中の常設展「志村ふくみと滋賀の工芸」の志村ふくみさんの作品にちなんで草木染めでハンドタオルを染めました。 使った素材は ログウッド(…

ドゥシャン・カーライの魅力 その2

4月24日(土)からいよいよ展覧会が始まるドゥシャン・カーライ。彼の作品の魅力を、もっと違う角度から探ってゆきましょう。 カーライは東欧スロヴァキアの作家ですが、カーライが手掛けた絵本の中には、日本人にもよく知られた名作童話を原作とするものが、…

ワークショップ「1日はモノガタリ!? −陶板の時計づくり−」受講者募集中

4月24日(土)からいよいよ始まるドゥシャン・カーライ展に関連して、陶板の時計を作るワークショップを開催いたします。締切りは間近!ぜひお申込み下さい。内容:ワークショップ「1日はモノガタリ!? −陶板の時計づくり−」 朝起きて→時間ごとに活動して→夜…

初夏の常設展にお越し下さい

美術館の常設展示室では、当館が収蔵する作品群を3つの展示室に、順次展示替えを行いながら公開しています。現在、《日本画・郷土美術部門》の展示室では、近江八幡市出身の人間国宝作家、志村ふくみの作品を中心に、滋賀県ゆかりの工芸作家たちの匠の技を…

アートゲームについて その3

この間からご紹介を続けているアートゲーム。前回は《絵合わせゲーム》の「七並べバージョン」と「神経衰弱バージョン」をご紹介いたしました。どちらも、4から8人の参加者を必要とするゲームでした。では、もしも2人しかいない時はどうすればいいでしょ…

ドゥシャン・カーライの魅力 その1

4月24日(土)からいよいよ展覧会が始まるドゥシャン・カーライ。彼の作品の魅力は、いったいどこにあるのでしょうか?カーライの絵本のトレードマークは、何よりもまず、パステルトーンで描かれた繊細で美しい色調にあります。そして挿絵の登場人物たちはみ…

アートゲームカード、販売中

この間から紹介している「アートゲーム」、実施する際のネックになるのが、ゲームに使う美術作品の複製図版(作品カード)の入手です。絵はがき大のカードがたくさんあればいいので、展覧会の会場売店で販売している作品の絵はがきを大量に入手し、それを使…

ミュージアムぐるっとパス関西2010、販売中

ミュージアムぐるっとパスをご存知ですか?「ミュージアムぐるっとパス・関西2010」は、関西所在の美術館・博物館等67施設の無料入場券や割引券を綴ったパスです。参加施設、常設展や企画(特別)展の無料入場券18枚と、割引券52 枚が付いてとってもおトク(有…

美術館クイズ その3

美術館の常設展示室から企画展示室に向かう途中、ガラス張りの廊下の向かって左側に拡がっているのが、屋外展示場です。ここには、3点の大きな野外彫刻作品が置かれています。さてこの屋外展示場の中にただ一箇所、真っ昼間でも、たとえ雨がザーザー降って…

絵本の魔術師ドゥシャン・カーライの展覧会、4月24日(土)から

来週の土曜日(4月24日)から、企画展『ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち』が始まります。ドゥシャン・カーライという名前を、あなたはご存知でしょうか? スロヴァキアの首都ブラチスラヴァ出身の挿絵画家で、絵本の魔術師と呼ば…

アートゲームについて その2

(前回の続き) たったこれだけの単純なルールのゲームですが、『共通点』を探しながら絵を並べてゆこうとすることで、知らず知らずのうちに“絵の細部をよく観察し”“自分が発見した共通点を自分の言葉で皆に伝える”という態度が育ちます。そひてそれは、作品…

アートゲームについて その1

4月11日に開催したイベント「おしゃべり美術館」では、アートゲームというプログラムを実施しました。アートゲームは。1980年代のアメリカで生まれた美術教育のプログラムです。美術作品の複製図版(絵はがき大のものや、ポスターサイズのものなど、いろい…

美術館クイズ その2

美術館の常設展示室から企画展示室に向かう途中の、ガラス張りの廊下から、屋外展示場にある彫刻作品が見えます。その中でも最も目立っているのが、黒い瓦でできたパーツを敷き詰めて作ったこの作品です。さてこの作品、いったい何を表わしたものだと思いま…

本日から新しい常設展が始まりました

本日4月13日(火)から、常設展示室が新しい展示内容に変わりました。3つある展示室のうち、《日本画・郷土美術部門》の展示室は『志村ふくみと滋賀の工芸』と題し、滋賀県ゆかりの工芸作家たちの作品を展示いたします。下の写真は友禅の人間国宝作家、守山…

「おしゃべり美術館」レポート

一昨日4月11日、常設展示室においてイベント「おしゃべり美術館」を開催いたしました。 これは美術館のサポーターによる対話型の鑑賞(作品の説明をするのではなく、作品について楽しく語り合うもの)と、アートゲームを組み合わせたイベントでした。当初の…