2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

本日のイベント(5月29日(土)・30日(日))

□■「カーライ展」出品作家の講演会 開催 ■□開催中の企画展「ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち」に関連して、出品作家のひとりでカーライの弟子でもあるリュボスラウ・パリョ氏による、講演会を開催いたします。演 題:「チェコとス…

今年の展覧会予告(2)「夏休み子ども美術館」

ただ今開催中の「ドゥシャン・カーライ展」以後の展覧会を、先取り情報としてご紹介してゆく第2回。今回は企画展ではなく、7月に開催されるユニークな常設展示のご案内です。 『夏休み子ども美術館 アートのぶつブツえん』当館は夏休み期間中の7・8月の…

アートゲームについて その5

《いつでも・どこでも・誰でも》実施できるユニークなワークショップ「アートゲーム」を紹介するシリーズの第5回です。今回紹介するゲームは『かるたゲーム』。 当館が制作しているアートゲーム用のカードには、必ず1枚ごとに上の写真のように、作品に対応…

彫刻の道を歩いてみよう その3

美術館の右(西側)をバス停に向かってのびる石畳の遊歩道「彫刻の道」。そこに立ち並ぶ野外彫刻を紹介するシリーズの第3回です。墓碑のような作品からさらにバス停の方に向かって進むと、今度は4つの白い巨大な石を鉄の棒でつないだ、奇妙な作品が現れます。…

たいけんびじゅつかん「ヘンテコな形でつくろう」が開催されました。

5月23日(日)、たいけんびじゅつかん「ヘンテコな形でつくろう」を開催、12家族32人の方が参加されました。今回は開催中の企画展「ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち」にちなんでの作品づくりです。 特別講師に美術家の片山みやび…

好評の『くつろぎ美術館』、6月も実施いたします

『くつろぎ美術館』は、特定の日に2階「くつろぎルーム」において、地元の業者が飲食物の販売を行う試みです。 5月の毎週日曜日に実施して好評だったこの試み、6月も毎週日曜日に以下のようなスケジュールで実施いたします。せいぜいご利用下さい。6月6…

彫刻の道を歩いてみよう その2

美術館の右(西側)をバス停に向かってのびる石畳の遊歩道「彫刻の道」。そこに立ち並ぶ野外彫刻を紹介するシリーズの第2回です。 前回紹介した「夏至の日に影が消える作品」からさらに進むと、上の写真のような作品が見えてきます。平らな鉄の板を重ねたよう…

アートゲームについて その4

前回からちょっと間が開いてしまいましたが、当館が実施しているさまざまなワークショップの中から、《いつでも・どこでも・誰でも》実施できるユニークなワークショップ「アートゲーム」を紹介するシリーズの第4回です。今回紹介するアートゲームは『ジェ…

美術館内の施設紹介 その6:ビデオコーナーとミニギャラリー

美術館内にあるさまざまな施設・設備を順番にご紹介しています。その第6回は、美術に関する様々なビデオを終日放映している「ビデオコーナー」と、元はショップだったスペースにオープンした小さな展示場「ミニギャラリー」です。 ビデオコーナーは、自治省…

本日のイベント(5月22日(土)・23日(日))

□■ チェコとスロヴァキアの切り紙アニメ上映会 ■□カーライ作のアニメを含む6プログラムを一挙に上映いたします。上映日:22日(土)、23日(日)、29日(土)、 6月5日(土)、6日(日)、12日(土)、19日(土)、20日(日)上映時間;いずれも午後2時−2時50分(1回…

「ドゥシャン・カーライ展」出品作家の講演会が開かれます

5月30日(日)の午後、ただ今好評開催中の「ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち」展に関連した催しとして、同展の出品作家のひとりリュボスラウ・パリョ氏による講演会を開催いたします。 リュボスラウ・パリョ氏(1968- )はスロヴ…

彫刻の道を歩いてみよう その1

美術館の入口を出てそのまま右(西側)に向かって進むと、石畳の遊歩道がバス停に向かってのびています。この道は「彫刻の道」といって、途中に3つの風変わりな野外彫刻が設置されている遊歩道です。 この彫刻群の存在、あまり知られてはいませんが、どれも非…

美術館内の施設紹介 その5:ワークショップルーム

美術館内にあるさまざまな施設・設備を順番にご紹介しています。その第5回は、ワークショップに講座に集会に大活躍の部屋「ワークショップルーム」です。 ワークショップルームは開館当初は「教養室」という名で、50名以内の少人数による講座を開催するため…

初夏の常設展から その3

前回、前々回に引き続き、ただ今開催中の初夏の常設展示の見どころをご紹介いたします。 《日本画・郷土美術部門》の現在の展示は「志村ふくみと滋賀の工芸」です。近江八幡市出身の紬織の人間国宝・志村ふくみの作品を中心にして、滋賀県を代表する工芸作家…

文化ゾーンの池を探検 その4

美術館の北側にある「心字池」に注ぎ込む川。その水源に向かって探検してゆく散策路紹介の第4回です。川の流れる音をたよりに、迷路のような散策路を川から離れないようにたどって遡って下さい。途中で何度か川を渡り、川は上流に向かうに従ってさまざまな…

美術館内の施設紹介 その4:くつろぎルーム

美術館内にあるさまざまな施設・設備を順番にご紹介しています。その第4回は、来館者が展覧会を鑑賞した後、ゆっくりとくつろいだり談笑したりしていただける「くつろぎルーム」です。 階段かエレベーターで美術館の2階に昇ってすぐのところにあるくつろぎ…

本日のイベント(5月15日(土)・16日(日))

□■ チェコとスロヴァキアの切り紙アニメ上映会 ■□カーライ作のアニメを含む6プログラムを一挙に上映いたします。上映日:5月15日(土)、22日(土)、23日(日)、29日(土)、 6月5日(土)、6日(日)、12日(土)、19日(土)、20日(日)上映時間;いずれも午後2時−…

「ドゥシャン・カーライ展の会場から その4

4月24日(土)から始まった「ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち」展。その会場の様子を、もう少し見てゆきましょう。 上の写真は絵本原画の展示風景。少しでも多くの原画をお客様に見ていただくために、ひとつの額縁の中に複数の作品…

文化ゾーンの池を探検 その3

美術館の北側にある「心字池」に注ぎ込む川。その水源に向かって探検してゆく散策路紹介の第3回です。 橋を渡って川の流れに沿って遡ってゆくわけですが、道はずっと川に沿って続いているわけではなく、下の写真のような階段になって小さな丘を下りたり登っ…

美術館内の施設紹介 その3:レファランスルーム

美術館内にあるさまざまな施設・設備を順番にご紹介しています。その第3回は、来館者が美術に関するさまざまな情報を得ることができる情報コーナー「レファランスルーム」です。 レファランスルーム(参考図書室)は開館当初から、書籍とビデオにより様々な情…

たいけんびじゅつかん「ゴシゴシ、ペロリン絵画」参加者募集中

今月は、企画展「ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち」展にちなんで作品をつくります。ちょっと変わった作品の作り方をしますので、楽しみにしていてくださいね。※「たいけんびじゅつかん」は小中学生とその保護者を対象とした鑑賞と…

ワークショップ「1日はモノガタリ!?〜陶板の時計づくり〜」

5月9日(日)に開催中の企画展「ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち展」にちなんだワークショップ「1日はモノガタリ!?〜陶板の時計づくり〜」(2回講座)の1回目を開催いたしました。この日は、学芸員の解説を聞きながらカーライの…

花と新緑の季節です その2

美術館だけでなく、館をとりまく文化ゾーン公園全体が、ちょうど花真っ盛り。初夏の爽やかな陽気と相まって、散策やピクニックにもって来いの季節です。 花だけでなく、新緑の美しさも格別。上の写真はバス停を降りて美術館に行く途中に必ず通るおなじみの「…

「ドゥシャン・カーライ展の会場から その3

4月24日(土)から始まった「ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち」展。その会場の様子を、もう少し見てゆくことにします。カーライは基本的には絵本作家であり、この展覧会もほとんどの部分は「絵本原画の展示」に充てられています。…

文化ゾーンの池を探検 その2

美術館の北側にある日本庭園の「心字池」。そこに注ぎ込む川はいったいどこから流れ出ているのでしょうか。池に注ぐ川の上をまたぐ橋を渡って、水源に向かって探検してゆきましょう。 ところで池に注ぐ川と書きましたが、滝の上はずっと川になっているわけで…

美術館内の施設紹介 その2:ミュージアムショップ

美術館内にあるさまざまな施設・設備を順番にご紹介しています。その第2回は、観光で美術館に来た方が必ず立ち寄られる場所、お土産となるグッズを多数販売しているミュージアムショップです。 当館のミュージアムショップは、エントランスロビーの右奥にあ…

花と新緑の季節です その1

ゴールデンウィークも過ぎて、美術館の周辺は急速に初夏の装いを増しています。特に今はツツジの花が文化ゾーン公園のあちらこちらに美しく咲き乱れ、とても見ごたえ満点です。 上の写真は美術館入口近くのツツジの植え込み。紅白の花が華麗に咲き誇り、周囲…

今年の企画展予告(1)「ロトチェンコ+ステパーノワ展」

ただ今開催中の「ドゥシャン・カーライ展」の後、今年はどのような展覧会が目玉となるのでしょうか? 先取り情報として順にご紹介してゆきたいと思います。 まずは7月に開催される次回の企画展から。 『ロシア国立プーシキン美術館創立100周年記念 ロトチェ…

文化ゾーンの池を探検 その1

美術館の企画展示室の途中にある休憩室からは、以前もご紹介しましたとおり、文化ゾーンの「日本庭園」が見えます。この庭園の中心になっているのが、上の写真にも写っている大きな“心字池”です。 池の反対側に回って美術館の展示室を眺めると、庭園の緑に溶…

美術館内の施設紹介 その1:エントランスロビー

今回から、美術館内にあるさまざまな施設・設備を順番にご紹介してゆきます。その第1回は、入口を入ったところに拡がるエントランスロビーについて。滋賀県立近代美術館の建物は、屋根が暗緑色の銅板で瓦葺きされていることもあって、遠くから見ると平屋建…