今年の展覧会予告(2)「夏休み子ども美術館」

ただ今開催中の「ドゥシャン・カーライ展」以後の展覧会を、先取り情報としてご紹介してゆく第2回。今回は企画展ではなく、7月に開催されるユニークな常設展示のご案内です。

『夏休み子ども美術館 アートのぶつブツえん』

当館は夏休み期間中の7・8月の常設展示を「夏休み子ども美術館」と位置付け、毎回テーマを設けて子どもにも親しめるような展示を行っています。10回目を迎える今回のテーマは、アートの中の「動物」と「植物」の表現です。

現代美術で表現されたユニークな動植物、神話や物語の中の動植物、同じ題材であってもまったく異なる表現になるフシギ、12ヶ月それぞれの象徴となる動植物など、アートの世界の様々な動物・植物の表現を見てゆきましょう。
作品の隣には必ずクイズが用意されており、それを解きながら会場を回ると、美術の見方が少しずつ理解できるように工夫してあります。また「書き込み式」の楽しいワークシートの無料配布を行う予定ですので、小さなお子様にもじゅうぶんお楽しみいただけることでしょう。

上の写真:岸竹堂「猛虎図」

アートがぶつブツと語りかける声に耳をすませて、さあ、アートの魅力を捕まえる楽しいサファリの始まりです。

「夏休み子ども美術館」は6月29日(火)から8月27日(日)までの開催。観覧料は一般(おとな)450円(360円)、高大生 250円(200円)、小中生は無料です。( )内は20名以上の団体料金です。

なお会期中、小学生を対象としたイベントを多数開催いたします。続報にご注目下さい。