アートゲームについて その5

《いつでも・どこでも・誰でも》実施できるユニークなワークショップ「アートゲーム」を紹介するシリーズの第5回です。今回紹介するゲームは『かるたゲーム』。

当館が制作しているアートゲーム用のカードには、必ず1枚ごとに上の写真のように、作品に対応した「読み札カード」が用意されています。作品カードと読み札カードの対応は、裏面の番号が合っているかどうかを確認することで行えます。

この読み札カードを使えば、絵はがき大の作品カードで「かるた」を行うことができます。もちろん、ただかるたを遊ぶだけでは面白くありません。かるた遊びがひとまず終わったら、今度は読み札を自分たちで考えて、もう一度プレイし直しましょう。
プレイヤーはめいめい好きなカードを選んで、無地の札にそのカードの作品にピッタリの「読み札」を考えて書き込みます。小学生以上で俳句を学んだことがあれば、あえて「五・七・五」になるように読み札を工夫しても面白いですね。読み札の隅に、作品カードと同じ番号を書いておくのを忘れないように。

ところで最初の読み札カードは、どうやって用意すれば良いのでしょうか? ご安心を。当館で販売中の「はじめての美術館:アートゲームカード」には、あらかじめ読み札カードがセットされています。このカードは当館ミュージアムショップで販売中。通信販売もしています。詳しくはこちらをご覧下さい。