美術館内の施設紹介 その4:くつろぎルーム

美術館内にあるさまざまな施設・設備を順番にご紹介しています。その第4回は、来館者が展覧会を鑑賞した後、ゆっくりとくつろいだり談笑したりしていただける「くつろぎルーム」です。

階段かエレベーターで美術館の2階に昇ってすぐのところにあるくつろぎルームは、開館当初は業者がテナントとして入り、レストランとして親しまれておりました。椅子が60席あって個人客も団体客もゆったりくつろぐことができる、快適な憩いのスペースでしたが、残念ながら現在は業者が撤退し、食事の提供は行っておりません。代わりに自動販売機を設置し、お飲物のご購入はできるようにしていますが、食事の提供を求める声が大きいのは事実です。

そこで今年4月下旬から、地元の業者が軽食等を販売する「くつろぎ美術館」という試みを実施することにいたしました。既に数回開催し、評判をいただいております。下の写真は4月29日(昭和の日)にご協力下さった、東近江市にある地元素材のパン屋さん「る・くぷる」と栗東市の「Be-Café」さんです。

「くつろぎ美術館」は、5月中は毎週日曜日に開催予定です。5月23日(日)は「る・くぷる」さんが、30日(日)は湖南市にある天然酵母と自然素材パンの店「メイアンドさつき」さんが、それぞれパンの販売を行われます。