文化ゾーンの池を探検 その1


美術館の企画展示室の途中にある休憩室からは、以前もご紹介しましたとおり、文化ゾーンの「日本庭園」が見えます。この庭園の中心になっているのが、上の写真にも写っている大きな“心字池”です。

池の反対側に回って美術館の展示室を眺めると、庭園の緑に溶け込むようにして建物の屋根が拡がっているのがわかります。休憩室のガラス窓がちゃんと写っていますが、皆さまはおわかりでしょうか?

さてこの心字池、上空から見ると漢字の「心」の形をしているためこの名で呼ばれているのですが、この水は実は淀んでいるのではなく、水質を保つためにゆっくりと循環するように作られています。池の東方から川が絶えず滝になって注ぎ込んでいることからも、それがわかります。

ではこの川は、いったいどこから流れてくるのでしょうか? この川を上流に向かって探検してゆくと、特にお子様連れの方には非常に楽しめる、散策ルートを辿れるようになっています。次回から数回に分けて、この水の水源に向かって公園内を旅してみましょう。