大人のためのワークショップ「扇子に描く」が開催されました。

3月12日(土)に 開催中の企画展「襖と屏風ー暮らしを彩る大画面の美」にちなみ、大人のためのワークショップ「扇子に描く」が開催されました。
当日は扇形の形が印刷されたプリントにあらかじめ下絵を描いてご持参いただき、その下絵をもとに日本画の絵の具や墨、金砂子を使って作品を仕上げました。日本画の道具を使うのは初めて…、とおっしゃる方もいましたが、中にはたくさんのmy道具を持参してこられた方もいて、参加者の皆さんの気合いは充分。出来上がった作品は人によって様々でしたが、どれも扇子になった時の仕上がりを楽しみにさせられる素敵な作品になりました。


まずは道具の説明。墨と顔彩を主に使いました。


皆さん準備万端です。


下絵の上に重ねた和紙に、墨で線を描いていきます。


きれいな色がでています。


金泥も使いました。


金砂子を散らします。華やかな雰囲気に…。


色の取り合わせが美しい!


オリジナルの文様が素敵です。


空に舞いだしそうな、軽やかなリズムが素敵ですね。


絵はもちろん、文字も美しいです。


描きあげた絵は裏打ち(紙の補強)、折り、骨入れ(仕上げ)と3人の職人さんの手を経て扇子として完成します。完成した扇子が参加者の皆さんのお手元に届くのは5月中旬以降の予定です。出来上がりが待ち遠しいですね!

4月から始まる企画展「名画につつまれる贅沢 珠玉のヨーロッパ絵画展」でも大人のためのワークショップを予定しています。
画家の大森翠先生をお招きして、先生にご指導いただきながら実物のモデルさん(裸婦)を前に、クロッキーを楽しみます。クロッキーは初めてという方、興味はあるけど裸婦は機会がなかったという方も、是非ご参加下さいね。
皆様のご応募お待ちしております。
詳しくはコチラまで。