あれは「幻の苺タルト」だった?!「名画とティータイム」第1回を開催しました


現在開催中の「名画につつまれる贅沢 珠玉のヨーロッパ絵画展 バロックから近代へ」の関連イベントのひとつである「名画とティータイム」の第1回が、4月23日土曜日の午後2時から開催されました。これは当館が今回初めて行うイベントで、2階のワークショップルームで、担当学芸員がスライドを用いて、展覧会の見所を解説するのを聴きながら、「近江素材とバロックの出会い」というテーマで、本展のために特別に創作された季節のタルトとお茶をご賞味いただくというものでした。

今回本展のために特別にケーキを創作してくださったのは、野洲市にある近江富士花緑公園の中にある森のBe-cafeさん。当館が土日に開催する「くつろぎ美術館」にもしばしば出店しているお店です。

さて肝心のケーキセットの中身ですが、野洲米粉や全粒粉の小麦粉の入ったパリッ、サクサクっとしたタルト生地に、苺のフィリングをつめた苺のタルトに、信楽朝宮茶の紅茶にバラ・ジャムを入れたバラの紅茶というもの。タルトは甘さがあっさりとしていて、「いくらでも食べられそう」、「美味しい!」と大好評でした。しかも、このタルトは、当イベントのために特別に製作されたものなので、他では食べることができない貴重な一品。5月に予定している第2回の「名画とティータイム」では、5月にふさわしい季節のフルーツを使う予定ということなので、「苺のタルト」は今回限り。このイベントに参加した方しか味わうことができない、まさに「幻の苺タルト」でした。

当日はあいにく土砂降りの悪天候でしたが、参加者の皆さんは、美味しいケーキとお茶に舌鼓を打ち、出品作品の解説を聞いた後、展覧会場で、ゆっくりと作品を鑑賞されました。

次回はどんな季節のタルトが登場するでしょうか?今回、参加しそこねた方は、是非次回の「名画とティータイム」にご参加下さい。
次回の「名画とティータイム」は、5月14日(土)午後2時からです。締切は4月30日(土)ですので、今からでも申し込むことができます。申込方法は下記をご覧下さい。


◆実施日時:[第2回]2011年 5月14日(土) 午後2時から
◆会 場:滋賀県立近代美術館 2階ワークショップルーム
◆講 師:占部敏子(当館専門学芸員)
◆対 象:特に制限なし
◆定 員:各回30名(定員を超えた場合は抽選となります)
◆参加費:1,400円(企画展観覧料を含む)
◆申込締切:4月30日(土) 必着
◆申込方法:
★往復はがき:以下の内容を書いて、締め切り日必着で応募してください。
(1)参加したいイベント名と日付、(2)参加したい人全員の名前とふりがな、(3)郵便番号と住所 (4)電話番号、(5)ファックス番号(お持ちの場合)
★インターネット:こちらに申込メールフォームを用意していますのでご利用下さい。
*一部の携帯電話からだとお申込みできないことがあります。できるだけパソコンからお申込み下さい。

◆申込先:〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
     滋賀県立近代美術館『名画とティータイム』係