たいけんびじゅつかん「はじめての油絵」が開催されました。

5月29日(日)に5月のたいけんびじゅつかん「はじめての油絵」が開催され、15家族42人の方が参加されました。
今回は特別講師に画家の大森翠先生をお招きし、開催中の企画展「名画につつまれる贅沢 珠玉のヨーロッパ絵画展 バロックから近代へ」にちなんで本格的な油絵の作品をつくりました。
モチーフに紙袋や牛乳パック、それに参加者が各自で持ちよった果物や野菜を組み合わせて静物画に挑戦です。モチーフを組み合わせて静物を描くのは初めての子どもが多かったと思いますが、思った以上にすらすらと形をとっていました。最初に形をとるのには木炭を使いました。鉛筆とは違う描き味で、鉛筆に比べて細いので持ち方も少し慎重になります。消しゴムの代わりには柔らかいボロ布。木炭の線の上をゴシゴシこすると、簡単に線が消えてしまいます。キャンバスのうえに形をとったあとは、いよいよ油絵の具で色づけです。油絵の具は水彩絵の具に比べるとかなりキツい匂いがしますが、必死でモチーフとキャンバスを見比べている子ども達にとってはあまり気にならなかったようです。作業中は何度も講師の先生のアドバイスをいただきながら、なんとか最後まで描ききって素敵な油絵作品を完成させました。


説明を聞いて…、なるほど。


油絵の具ってどんな素材?


モチーフはこちら。


慎重に、慎重に…。


う〜ん、むずかしいなあ。


こんな感じかな?


今回使った油絵の具。


はじめの一筆。


みんな真剣そのもの。


こんなふうに持ってね。


美しい色合いになりました。


白の空間が生きてます。


組み合わせがおもしろいですね


背景のオレンジ色が素敵!


他にも素敵な作品がたくさん出来上がりましたよ。

次回のたいけんびじゅつかんは、6月26日(日)に開催予定の「へんしん!色の不思議」(草木染め)です。3種類の植物の液と5種類の媒染液を使ってハンカチの模様染めします。同じ染め液でも仕上げの媒染液の違いで驚くほど染め上がりの色が変わります。みんなで色の変化を楽しみましょう♪
鑑賞は企画展「第40回 日本伝統工芸近畿展」です。
このイベントについて詳しくはコチラまで。

皆様のご応募をお待ちしております。