秋の美術館講座「覗いてみよう、アートのうちそと」申込者ただいま募集中!

美術館講座は、美術の歴史や作品の見方、制作技法などについて、わかりやすく解説する催しです。毎年春と秋の2回、それぞれ異なったテーマを設けて、実施しています。
第52回目となる今年秋の美術館講座は「−どこからどこまでがアートなの?−覗いてみよう、アートのうちそと」と題してこれまでとはちょっと目先を変え、美術館という近代的な枠組と、そこから逸脱しようとするアートの様々な広がりに目を向けて、「美術館」や「アート」という枠組をもう一度根本的に見つめ直すことを試みます。

滋賀県立近代美術館がオープンして既に30年近く。その間に「美術館」の存在は一般の人々にとって決して珍しいものではなくなりましたが、「美術」「アート」は人々にとって、果たして身近なものになり得たでしょうか? むしろ美術館という枠組が人々とアートを選別し、結果として美術館と人々の距離を遠ざけてしまったのではないでしょうか?
本講座ではまず現在の「美術館」という枠組に制度面、歴史面、構造面などからメスを入れ、その枠組では捉えきれなくなった様々なアートの広がりや、それを拾い上げようとする種々の試みについて、実例を元にご紹介いたします。そして現在の枠組を超えた、新しい美術館のあり方についても展望いたします。


■テーマ:「−どこからどこまでがアートなの?− 覗いてみよう、アートのうちそと」
■日 時:11月13日(日) 午前10時半−午後3時過ぎ(昼食休憩あり)
■内 容:
・午前10時半−12時 第1講「美術館のうちのアート、そとのアート」
・午後1時半−3時 第2講「未来のアートと未来の美術館」
■講 師:平田健生(当館主任学芸員)
■定 員:40名
■受講料:無料
■申し込み方法:
★郵便往復ハガキの場合
(1)住所、(2)氏名(ふりがなも)、(3)電話番号を明記の上、10月30日(日)までに滋賀県立近代美術館「美術館講座」係まで申し込んで下さい。電話による申し込みは受け付けませんので、ご注意ください。
受講決定者には締め切り終了後、折り返しその旨を通知いたします。なお受講希望者が定員を越えた場合、やむを得ず抽選で受講者の選抜を行いますので、あらかじめご了承下さい。
 宛先:〒520−2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740−1
    滋賀県立近代美術館「美術館講座」係
※メールによる申込みは、美術館ホームページの専用フォーム経由のもの以外は受付いたしませんので、ご注意下さい。
★インターネットの場合
 美術館講座受講申込みフォームをご利用ください。
■締切:10月30日(日)(必着)

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