秋の美術館講座「没後15年 小倉遊亀の画業を振り返って」受講者追加募集のお知らせ

『美術館講座』は、美術の歴史や作品の見方、制作技法などについて、一般の方々を対象にわかりやすく解説する教養講座です。毎年春と秋の2回、それぞれ異なったテーマを設けて、連続講座形式で実施しています。
通算で第 60回目となる今回の美術館講座は「没後15年 小倉遊亀の画業を振り返って」と題し、その作品が当館の収蔵品の目玉ともなっている大津市出身の日本画の巨匠“小倉遊亀(1895-2000)”の画業を、没後15周年という節目にあたって改めて振り返り、検証する内容で実施いたします。今回、受講者の追加募集を行ないます。講座前日まで応募OKですので、ぜひご応募ください。

小倉遊亀「家族達」 滋賀県立近代美術館


□■秋の美術館講座「没後15年 小倉遊亀の画業を振り返って」■□
■開催日:2015年 11月8日(日) 10時半 − 3時(予定)
■内 容:
午前10時半〜12時 第1講『仏滋賀県立近代美術館小倉遊亀
当館の開館にあたり、小倉遊亀画伯は自作20点を寄贈。常設展示室の一角に小倉遊亀コーナーが設けられました。開館以前から当館と小倉画伯は強いつながりを保ってきましたが、数々のエピソードを取り混ぜて両者のつながりをご紹介します。
午後1時半〜3時 第2講『小倉遊亀論 現在の視点と評価』
昭和平成期を代表する日本画家で、上村松園についで史上二番目に文化勲章を受章した女性画家。こうした従来のイメージにプラスして、没後の研究が小倉画伯の新たな側面を照らし出しつつあります。現在の視点から小倉画伯の美術史的な位置づけを検証いたします。
■講 師:國賀(くにが)由美子(当館専門学芸員
■受講料:無料
■会 場:滋賀県立近代美術館 2階ワークショップ・ルーム
■定 員:40名
■申し込み方法:
※郵便往復ハガキの場合
郵便往復ハガキに (1)郵便番号・住所、(2)氏名(ふりがなも)、(3)電話番号、を明記の上、下記までお申し込み下さい。電話による申し込みは受け付けませんので、ご注意下さい。
 宛先:〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740−1
            滋賀県立近代美術館「美術館講座」係
※インターネットの場合
美術館ホームページの美術館講座受講申込みフォーム(こちら)をご利用下さい。携帯電話・スマートフォンから応募される際は、パソコンからのメールを受信拒否設定なさらないでください。返信メールが迷惑メールと見なされて届かないことがあります。なお一部携帯電話からの申込みはできません。
■受講決定通知:
受講決定者には締め切り終了後、折り返しその旨を通知いたします。なお、受講希望者が相当多数の場合、会場の都合などのため、やむを得ず抽選で受講者の決定を行うことがありますので、あらかじめご了承下さい。
■申込み締め切り:11月7日(土) 必着(申込みが遅い場合、受講OKの返信がイベント実施に間に合わないことがあります)