たいけんびじゅつかん「草木で染める」を開催しました
たいけんびじゅつかん【草木で染める】を4月23日(土)に開催しました!
今回は、志村ふくみさんが主宰する都機工房(つきこうぼう)の方が講師に来てくださいました。
前日につぼみのついた桜の枝から染料を煮出しています。
「さくらもち」の香りがしてきて、春を感じますね。
まずは担当学芸員より、展覧会のギャラリーツアーを行いました。
志村ふくみさんの作品もあります。どの色のお着物が気に入ったかな?
ワークショップルームにもどったら、絹のハンカチを絞り染めします。
絹ってツルツル。
絞りをつくるための輪ゴムを縛るのも悪戦苦闘。
どんな模様ができるかな?
さぁ!いよいよ「お染め」に挑戦です!
桜の枝から煮出した液にふわっと入れて、絹のハンカチを泳がせます。
染める→水で洗う→風にさらすを繰り返したら
色を留めるために媒染液に浸します。
乾かしたら出来上がりです!
まっ白な絹のハンカチは
桜から「いのち」をいただいたやさしいお色に染まりました。
「お染め」が終わったあとは、
都機工房さんで染めた糸を見せていただきました。
植物からこんなに鮮やかなお色がでるとは、みんなびっくりです!
自然の奥深さを感じます。
今回の「草木で染める」のワークショップはいかがだったでしょうか?
また季節や植物をかえて挑戦してみたいですね!
次回のたいけんびじゅつかんは5月15日(日)【今日の色をつくろう−オリジナル絵の具作り−】です。顔料からオリジナルの絵の具をつくって作品をつくります。