美術館の周囲の『野外彫刻』を探検してみましょう!


当館のエントランスロビーから常設展示室に向かう廊下の途中に、現在、右の写真のようなリーフレットを設置してあります。無料で持ち帰れる、『美術館ぐるっと探検隊』というこのリーフレットは、当美術館の内外にある8つの野外彫刻をまわってあちこち探検し、美術館と文化ゾーン公園により親しんでもらおうという意図で制作したものです。

リーフレットのおもて面は、当美術館の平面図になっていて、中庭や屋外展示場に置かれた5点の野外彫刻−カルダー「フラミンゴ」、カロ「パーベック」、速水史朗「BIWAKO’84」、スネルソン「ニードル・タワー」、ジャッド「無題」−の設置場所を案内するとともに、その見どころを簡単に紹介する内容になっています。併せて、写真に写った物体が美術館のどこにあるのか答える「美術館クイズ」なども用意してあります。

リーフレットの裏面は、美術館の外、文化ゾーン公園の見取図になっています。美術館の入口を出て右側(西側)に曲がり、そのまま公園北側の県道に向かって歩く石だたみの道は「彫刻の道」と言って、3点の大型野外彫刻が並んでいます。リーフレットではこれら3点−山口牧生「夏至の日のランドマーク」、村岡三郎「酸素/滋賀」、植松奎二「置・傾/トライアングル」−の見どころを紹介するとともに、公園内の隠れた探検スポットも取り上げています。

なおこのリーフレットの中の《各野外彫刻の見どころ》については、現在美術館のミニギャラリー(ミュージアムショップそばの小展示スペース)においてカラー写真付きで詳しく紹介しています。展覧会を観賞した帰りにぜひお立ち寄りになって、美術館の隠れた穴場、野外彫刻の群れをチェックして下さいね。この無料リーフレットとミニギャラリーの解説パネルは、この春ずっと設置を続ける予定です。