友の会主催で「珠玉のヨーロッパ絵画展」関連の講演会を開催いたします


好評開催中の企画展「珠玉のヨーロッパ絵画展−バロックから近代へー」に関連して、6月4日(土)に下記のとおり記念講演会を開催いたします。
宮下規久朗氏は、イタリアの画家カラヴァッジョを中心に、16世紀のカトリック改革期から17世紀のバロックにいたるイタリア美術を主に研究している美術史家です。これまでにカラヴァッジョに関する多数の著書・論文を発表されているほか、『食べる西洋美術史−「最後の晩餐」から読む』(光文社、2006年)、『刺青とヌードの美術史−江戸から近代へ』(日本放送出版協会、2008年)等のユニークな著書でも知られています。またイタリア各地を旅して回ったご自分の体験をもとに書かれた『イタリア・バロック−美術と建築』(山川出版社、2005年)は、バロック美術の鑑賞旅行の最良の手引き書と言えるでしょう。今回の講演会は、イタリア美術史の流れを、旅の経験をもとにお話しいただきます。

◆演題:イタリア美術の魅力 —イタリアを旅して—
◆日時:2011年 6月4日(土) 午後2時−
◆講師:宮下規久朗氏(神戸大学准教授)
◆会場:当館講堂
◆定員:180名
◆主催:滋賀県立近代美術館友の会
◆参加料:無料(事前申込は不要です)


『珠玉のヨーロッパ絵画展−バロックから近代へー』
◆会 期:2011年 4月16日(土)−6月12日(日)
◆観覧料:950円(750円)、高大生 650円(500円)、小中生 450円(350円) ( )内は前売および20名以上の団体料金
◆展覧会構成:油彩画 58点
第1部 バロック絵画(17世紀を中心に):宗教画 19点、世俗画 7点
第2部 近代絵画(19世紀を中心に):肖像画 10点、風景画 8点、風俗画 14点

★企画展の観覧券で、常設展「滋賀の工芸」「マチスピカソ」もご覧いただけます。
★毎日、午後1時から美術館サポーターによるギャラリートークを行います。