常設展示「湖国の風景」好評開催中

10月30日(火)から、常設展示室1(日本画・郷土美術部門)の作品が大きく入れ替わっています。
新しい展示『湖国の風景』(10月30日(火)─12月16日(日))は、有名な「近江八景」図をはじめとする、湖国滋賀県の美しい風景を描いた作品ばかりを集めた展示です。緑豊かな山々にかこまれた琵琶湖を擁する近江国は、風光明媚な景勝地として古来人々に愛されてきました。とりわけ琵琶湖南部の風景は、中国の名勝「瀟湘(しょうしょう)八景」になぞらえた「近江八景」として広く知られており、多くの絵画に描かれてきました。
今回の常設展示はちょっと趣向を凝らして、近江の風景を実際の地形にあわせて体感していただくべく、展示室の入り口側を湖南、展示室の奥を湖北に見立て、各作品を実際の名所の場所と展示室の方角が重なるように配置しました。実際の風景を想像しながら展示室をめぐり、画家たちの描いた湖国の風景をご堪能いただければ幸いです。


■常設展示湖国の風景」 10月30日(火)─12月16日(日)
《同時開催》
■常設展示「物質(モノ)への挑戦」 9月4日(火)−12月16日(日)
観覧料(共通):一般 450円(360円)、高大生 250円(200円)、小中生 無料
( )内は20名以上の団体料金。
※企画展の観覧券で常設展もご覧いただけます。