ハービー・山口 大人のカメラ教室 開催

先週の3月23日(土)、ハービー・山口先生を講師にお迎えし、大人のカメラ教室が開かれました。
参加は事前申し込み制でしたが、15名の定員のところ、じつに368人の応募がありました。およそ25倍という、高い倍率のなかから選ばれた参加者の方々に、美術館に集まって頂きました。
参加者の皆さんには、最初に、開催中の「ハービー・山口写真展」の観賞ツアーに参加し、ハービー先生の写真を鑑賞して頂きました。

その後、ワークショップルームに入って、ハービー先生のご紹介、カメラの配布と解説時間。(※今回、撮影に使うカメラ(EOS Kiss)とプリンタ(PIXUS)を、キヤノンマーケティングジャパン株式会社さんにお貸出しいただきました。)

その後、みんなで美術館の外に出て、モデルさん3名を撮影する時間となりました。最初は美術館正面玄関の近くの野外彫刻周辺、次に美術館裏の「夕照の池」周辺、最後に、竹林の付近で、参加者のみなさんは、モデルさん達を撮影しました。最初にハービー先生がモデルさんを撮影し、それを参加者の方々に見せてイメージを伝え、参加者の方々は、ハービー先生の撮り方を参考に、写真を撮っていきました。

一時間ほどの撮影を経て、ふたたび美術館のワークショップルームに戻りました。その後、参加者の方々には、今撮ってきた写真のなかで、一番良く撮れたと思う一枚を選んでいただき、キヤノンのプリンタで印刷していただきました。

15人分のベストショットが印刷できたら、机に並べて、ハービー先生に講評していただきました。素敵な人物写真を撮るため、どのように光を取り入れるべきか、どのような構図が良いのか、分かりやすく、しかし、とても詳しく解説していただき、みなさん、熱心に講評を聞き入っておられました。


その後、カメラ教室の修了書と記念のアルバム(ハービー先生のサイン入り!)をお渡しし、最後に、参加者とスタッフ、偶然通りかかった展覧会のお客様も含めて、記念の集合写真を撮りました。

参加者の方々は、カメラにとても詳しい方から、一眼レフを初めて使ったという方まで、様々な方がおられましたが、ハービー先生の作り出す、穏やかな雰囲気のなかで、とてもリラックスして、このひと時を楽しんでおられました。