いよいよ7月6日(土)から『佐々木マキ見本帖』展オープン!


いよいよ明後日7月6日(土)から、夏休みに企画展『佐々木マキ見本帖』が始まります。マンガ家・イラストレーター・絵本作家として幅広く活躍中の佐々木マキ(1946- )氏のバラエティ豊かな世界を、60年代から70年代にかけて「ガロ」「朝日ジャーナル」に発表された実験的なマンガの原稿から、村上春樹など多くの名作本に彩りを添えたイラストレーション、そして子どもから大人まで幅広い層に支持されている人気絵本の原画まで、約200点を通して紹介する、まさに佐々木マキの「見本帖」と言える展覧会です。ただ今展示作業の真っ最中です。


新たに佐々木マキ作品と出会う方にも、新鮮な発見と驚きが満載の展覧会です。ページを次々とめくるように、どこかシュールで不思議な雰囲気が漂う「佐々木マキ・ワールド」を心ゆくまでご堪能ください。 なお初日の6日(土)は、福音館書店時代に佐々木マキ氏の担当編集者であった穂積保氏(こどもの本WAVE代表)によるギャラリートークが午後1時から開催されます(参加には入場券が必要です)。


■企画展佐々木マキ見本帖』 7月6日(土)─9月1日(日)
■休館日:毎週月曜日。ただし7月15日(月・祝)は開館、翌16日(火)休館
■観覧料:一般 950円(750円) 高大生 650円(500円)  小中生 450円(350円)
     ( )内は前売および20名以上の団体料金
■展示作品一覧:
◇絵本原画:『やっぱりおおかみ』 『おばけがぞろぞろ』 『まじょのかんづめ』 『ねむいねむいねずみ』『クイクイちゃん』 『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』 『ぶたのたね』 『変なお茶会』 など
◇マンガ原稿:怪盗スパンコール『おおきなポケット』 「ガロ」より「六月の隕石」「天国で見る夢」「ピクルス街異聞」「ぼくのデブインコちゃん」 など
◇イラストレーション原画:村上春樹『羊男のクリスマス』『風の歌を聴け』『ふしぎな図書館』 鶴見俊輔『わたしが外人だったころ』H.C.アンデルセン『絵のない絵本』など
計 約200点

▲『やっぱりおおかみ』 福音館書店刊 (c) Maki Sasaki, 1973

村上春樹『ふしぎな図書館』 講談社・刊 (c) Maki Sasaki, 2005

▲『クイクイちゃん』 絵本館・刊 (c) Maki Sasaki, 2012