子どもたちがつくった器がかわらミュージアムで展示中です
10月に開催した、たいけんびじゅつかん「日用雑器をつくろう−八幡瓦の技法でものづくり体験−」で子どもたちが制作した器が、現在「近江八幡市立かわらミュージアム」で展示されています。
(ワークショップの様子は「たいけんびじゅつかん「日用雑器をつくろう」を開催しました」を参照ください。)
11月13日(水)から12月23日(月)まで、近江八幡市立かわらミュージアムで、企画展「八幡瓦と八幡堀から伝えたい思い〜八幡瓦の粘土と技法による制作体験〜」が開催されています。
この展覧会では、地域住民と共に身近な美の魅力を再発見し共有するため、滋賀県立近代美術館・成安造形大学・かわらミュージアムの三者が連携し、取り組んだ事業について展示されています。
入り口には「日用雑器をつくろう」で制作した器を使って茶室でお茶を飲む「八幡瓦の器でお茶を楽しもう」というイベントの様子がスライドショーで展示されていました。
(お茶会の様子は「子どもたちが制作した器でお茶を楽しみました。」を参照ください。)
「日用雑器をつくろう」のパネル展示と子どもたちが八幡瓦の土でつくった器が並んでいます。
↑器づくりの様子と集合写真
↑「柳宗悦展」鑑賞の様子
↑参加者全員の器が並びます
↑ひとつひとつに作者と作品名も紹介されていました
また、江戸時代中期の元禄時代頃から続いた「八幡瓦」をテーマに、「鬼瓦」や八幡山から出土した遺物なども特別に展示されています。
↑八幡瓦でできた鬼瓦や碁盤
↑八幡山から出土した遺物
↑0歳から100歳代の近江八幡市民90人が製作したモニュメント
通常の陶器にはない、瓦独特の銀色が眩しい作品を観に、ぜひ足を運んでみてください。
八幡瓦の魅力や、滋賀の文化の奥深さに気付かされます。
かわらミュージアム
企画展「八幡瓦と八幡堀から伝えたい思い〜八幡瓦の粘土と技法による制作体験〜」
住所:滋賀県近江八幡市多賀町738-2
TEL:0748-33-8567
会期:2013年11月13日(水)〜12月23日(月)
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(但し11月は無休)
入館料:大人300円、小中学生200円