クリスマスイベント「たいけんびじゅつかんミニ」を開催しました。

「たいけんびじゅつかんミニ-モールでつくるクリスマスツリーチラシでつくるぽちぶくろ-」を12月7日(土)、8日(日)の2日間開催しました。

滋賀県立近代美術館「たいけんびじゅつかん」では、毎月1回、企画展や常設展の作品解説や鑑賞をより深めるためのワークショップなどを行っています。
「たいけんびじゅつかん」は通常、事前申し込み制で、小中学生と保護者を対象としたイベントですが、以前から、予約せずに誰でも参加できるワークショップを希望する声が多く寄せられていたことを受け、昨年の12月に「たいけんびじゅつかん-モールでつくるミニクリスマスツリー-」を開催したのがはじまりです。
今年はイベントの名称を「たいけんびじゅつかんミニ」に改め、ぽち袋づくりのワークショップが加わり、開催日も2日に増やしてパワーアップさせました。

昨年の参加者は1日で48名でしたが、今年の参加者はこちらの予想をはるかに上回り、1日目が110人、2日目が108人の合計218人の方にご参加いただきました。
また、年齢層も幅広く、小学生からご年配の方までみなさん一緒になって楽しまれました。

【モールでつくるクリスマスツリー】

モールで手のひらサイズのクリスマスツリーをつくるワークショップです。通常のツリーと当館オリジナルの「かめツリー」を選んでつくっていただきました。


①好きなモールの色と、土台になる「木」または「かめ」を選んでもらいます。


②太いモールに細いモールを巻き付けていきます。


③ツリーの形になるようにグルグル巻いていけば、クリスマスツリーのできあがり♪


④あとはビーズやスパンコールを飾り付けて、自分だけのオリジナルツリーにします。


↑上手にできたね!すてきな笑顔♪


↑両側がお子さん、真ん中が保護者の作品。4つ集まるとカラフルでとってもかわいい!


↑モールでつくったリボンがチャーミング。
ぜひ、クリスマスにおうちで飾ってくださいね。



【チラシでつくるぽちぶくろ】


会期が終了してしまうと処分されてしまう展覧会のチラシを再利用し、ぽち袋にするワークショップです。


① 当館の展覧会チラシをはじめ、他館の展覧会チラシから好きなデザインを選びます。


②型紙をあてて、切り取りたい部分を選びます。
③あとは、鉛筆で型紙にそってなぞり、はさみで切ってのりではったらできあがり♪


↑親子3人がつくったぽち袋!どのぽち袋にもこだわりが見られます。


↑子どもだけでなく大人も夢中になっていました。ぽち袋づくり、はまると止まらないんですよね。


↑中には20枚もつくった強者も!つくった分だけお年玉がもらえるといいですね(笑)。

展覧会チラシは、当たり前ですが美術作品も掲載しており、最近は凝ったデザインも多数あり、そのまま捨ててしまっては勿体ないものが多いです。ぜひ、おうちでもいらなくなったチラシや包装紙などをオシャレなぽち袋に生まれ変わらせてくださいね。


今回のイベント「たいけんびじゅつかんミニ」を来年も開催してほしいとの声も何人かの方からいただきました。今後も開催が続けていけたらと思います。

2013年の「たいけんびじゅつかん」は今回のイベントで終了です。今年もたくさんの方に作品鑑賞やワークショップを楽しんでいただきました。2014年もみんなに喜んでいただけるような企画を開催していきたいと思います。お楽しみに!来年もどうぞよろしくお願いいたします。