平成26(2014)年度の常設展示予定
前回お知らせした『企画展示』に引き続き、滋平成25(2013)年度に開催する『常設展示』の内容をお知らせいたします。
【常設展示室1:日本画・郷土美術部門】
■山元春挙と早苗会
4月1日(火) − 5月18日(日)
雄渾な風景画で知られる大津市出身の近代京都画壇の巨匠・山元春挙と、彼の画塾《早苗会》に集った日本画家たちを紹介。
写真:山元春挙「初夏白糸の滝図」
■風景の表現
5月20日(火) − 6月29日(日)
滋賀県を代表する画題《近江八景》をはじめ、四季おりおりの美しい風景を描いた日本画作品の数々を展示。
写真:小茂田青樹「出雲嵩山冬景図」
■夏休み子ども美術館「くふう☆ひらめき♡アイデアル」
7月1日(火) − 8月31日(日)
毎年夏休みに合わせて開催する、親子そろって楽しめる展示。今回は「芸術家の創意・工夫」や「これまでになかった斬新な表現」「芸術ならではの視点」などに焦点を当てて、バラエティ豊かな日本画・現代美術作品を紹介する。
写真:川端健生「阿弥陀堂」
■日本美術院の作家たち
9月2日(火) −10月26日(日)
明治31年、学者・岡倉天心によって創設されたわが国最大の在野の美術団体、日本美術院の画家たちによる日本画作品を一堂に展示。
写真:横山大観「八幡緑雨」
■滋賀の工芸─志村ふくみと森口華弘を中心に─
10月28日(火) −12月21日(日)
紬織着物の志村ふくみ(近江八幡市出身)と京友禅の森口華弘(守山市出身)を中心に、滋賀県ゆかりの工芸作家を紹介。
写真:志村ふくみ「露」昭和42年
【冬期休館】12月22日(月) −1月23日(金)
■滋賀の洋画
1月24日(土) − 3月8日(日)
東近江市出身の日本的洋画の開拓者・野口謙蔵をはじめとする滋賀県ゆかりの洋画家たちを紹介。
写真:野口謙蔵「白梅」
■新収蔵品を中心に
3月10日(火) − 5月6日(火)
平成25年度の新しい収蔵品を中心にした展示。
【小倉遊亀コーナー】
年間を通じて常時小倉遊亀の作品を展示しています(常設展示1と同時に展示替えしております)
【常設展示2:アメリカと日本を中心とした現代美術】
■立体とオブジェ
4月1日(火) − 6月29日(日)
伝統的な技法から斬新な造形、奇想天外な設置法まで、現代美術が生んだユニークな立体作品群に焦点を当てて展示する。
写真:マルセル・デュシャン「ヴァリーズ」
■夏休み子ども美術館「くふう☆ひらめき♡アイデアル」
7月1日(火) − 8月31日(日)
毎年夏休みに合わせて開催する、親子そろって楽しめる展示。今回は「芸術家の創意・工夫」や「これまでになかった斬新な表現」「芸術ならではの視点」などに焦点を当てて、バラエティ豊かな日本画・現代美術作品を紹介する。
写真:高松次郎「影(母子)」
■抽象の黄金時代
9月2日(火) −12月21日(日)
1950年代のアメリカで華開いた抽象表現主義を中心に、ヨーロッパや日本の作品もまじえて50-60年代に世界を席巻した抽象絵画の動向を検証する。
写真:マーク・ロスコ「ナンバー28」
【冬期休館】12月16日(月) −2月7日(金)
■反芸術の世紀
1月24日(土) − 3月29日(日)
20世紀美術史は、既存の芸術観・価値観に対する反乱の歴史でもあった。常識や権威に果敢に挑戦した反芸術の系譜を紹介する。
写真:篠原有司男「モーターサイクル・戦士」
常設展示観覧料(共通):一般 500円(400円)、高大生 300円(240円)、小中生 無料 ( )内は20名以上の団体料金。
※上記の観覧料金は、平成26(2014)年4月1日からとなります。
※企画展の観覧券で、常設展もご覧いただけます。