たいけんびじゅつかん「銅版画さいしょのいっぽ–ドライポイント–」
9月28日、たいけんびじゅつかん「銅版画さいしょのいっぽ–ドライポイント–」を開催しました。
「ドライポイント」とは、先端が鋼鉄の針や、ダイヤモンドが付いた針などを使い、銅板に直に彫って描画する版画技法のひとつです。
まずは、銅版を磨き、細かな傷や汚れを落とします。
ピカピカに磨けたら、あらかじめ用意して貰っていた下絵をトレーシングペーパーとカーボン用紙を用いて、版に写し出します。
削った場所が黒く転写されることを意識しながら、彫り進めて行きます。
版が出来たら、銅版上にインクを詰めて行きます。
寒冷紗というインクの荒拭き様の道具を丸めて使い、ヘラで詰め切れなかったインクを詰めて行きます。
インクを詰め終わったら、プレス機に通して版を刷ります。
みなさんそれぞれに味わいのある作品ができましたね。