本日『滋賀近美 30年の至宝展』が始まりました


本日1月24日(土)より、滋賀県立近代美術館の館蔵品の中から厳選した作品群を一堂に展示し、会期中無料で公開する『滋賀近美 30年の至宝展』が始まりました。
本展は当美術館が開館以来、《日本美術院を中心とした近代の日本画》《郷土滋賀県ゆかりの美術》《戦後アメリカと日本を中心とした現代美術》の3本柱で収集を続けてきた、全国に誇れる特徴あるコレクションの中から、日本画部門26点、洋画部門4点、工芸部門7点、現代美術部門17点の計54点の名品中の名品を厳選し展示しているものです。

▲『院展を中心とした近代日本画』のコーナーでは、速水御舟「洛北修学院村」、菱田春草「落葉」、前田青邨「浴女群像」、小茂田青樹「四季草花図」、北野恒富「鏡の前」などの作品群がご覧いただけます。

▲『滋賀県ゆかりの日本画作品』のコーナーでは、岸竹堂「猛虎図」、山元春挙「富士二題」、池田遥邨「江州日吉神社」、三橋節子「近江昔話 雷獣」などが、

▲『滋賀県ゆかりの洋画・工芸』のコーナーでは、野口謙蔵「五月の風景」、清水卯一「蓬莱掛分壺 柳風」、森口華弘「竹間」、志村ふくみ「湖上夕照」などが、


▲『アメリカを中心とした現代美術』のコーナーでは、ブランクーシ「空間の鳥」、ロスコ「ナンバー28」、ウォーホル「マリリン」、森村泰昌「王妃と犬」などの作品がご覧いただけます。

▲また滋賀県立近代美術館が開館以来これまでに開催した200本を超える企画展の展覧会チラシを通して、30年の歩みを振り返るコーナーもあります。


企画展示『滋賀近美 30年の至宝』
■会期=平成27(2015)年 1月24日(土)─2月1日(日)
■休館日=1月26日(月)
■観覧料=無料 ※常設展示観覧料も無料になります。



■□■ 同時開催『受け継がれゆくいにしえの美─よみがえった琵琶湖文化館収蔵品─』■□■
なお『滋賀近美 30年の至宝展』の会場内で、『受け継がれゆくいにしえの美─よみがえった琵琶湖文化館収蔵品─』と題する展示を開催中です。これは現在休館中の滋賀県琵琶湖文化館の収蔵品の中から、マザーレイク滋賀応援基金制度によって修復・再生されたばかりの近世の貴重な作品7件を、詳細な解説パネルと共に広く展示公開しているものです。
本事業はマザーレイク滋賀応援基金の寄付金によって実施しています。お問い合わせは滋賀県教育委員会事務局文化財保護課( 077-528-4670)まで。