春の美術館講座「仏像の基本と仏像のなぞ解明」受講者募集のお知らせ

『美術館講座』は、美術の歴史や作品の見方、制作技法などについて、一般の方々を対象にわかりやすく解説する教養講座です。毎年春と秋の2回、それぞれ異なったテーマを設けて、連続講座形式で実施しています。
通算で第 59回目となる今回の美術館講座は「仏像の基本と仏像のなぞ解明」と題し、仏像の基本知識と、学芸員がどのように仏像の歴史を解明していくかをご紹介します

▲渡岸寺 十一面観音立像(所蔵:長浜市向源寺


□■春の美術館講座「仏像の基本と仏像のなぞ解明」■□
■開催日:2015年 6月7日(日) 10時半 − 3時(予定)
■内 容:
午前10時半〜12時 第1講『仏像の見方、見分け方』
「仏像のお顔は、どれもみんな同じで見分けがつかない」という感想をよくお聞きします。ですが、仏像は簡単なポイントさえ押さえればその種類を見分けることができます。自分が拝している目の前の仏像が何なのか、それを見分けるコツや仏像に関する基礎知識をご紹介します。
午後1時半〜3時 第2講『仏像のなぞ解明』
仏像は、いつ、だれが、何のために造ったのか。学芸員は仏像自体や関連する文献などからさまざまな情報を引き出して、これらの問題を探っていきます。また、仏像は地域の歴史を明らかにする重要なカギにもなりますし、逆に地域の歴史から仏像の真実が明らかになることもあります。これらのことは、どのようなステップを踏んで解明されるのでしょうか。第2講ではこれらのことを考えていきます。
■講 師:和澄(わずみ)浩介(当館学芸員
■受講料:無料
■会 場:滋賀県立近代美術館 2階ワークショップ・ルーム
■定 員:40名
■申し込み方法:
※郵便往復ハガキの場合
郵便往復ハガキに (1)郵便番号・住所、(2)氏名(ふりがなも)、(3)電話番号、を明記の上、下記までお申し込み下さい。電話による申し込みは受け付けませんので、ご注意下さい。
 宛先:〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740−1
            滋賀県立近代美術館「美術館講座」係
※インターネットの場合
美術館ホームページの美術館講座受講申込みフォーム(こちら)をご利用下さい。携帯電話・スマートフォンから応募される際は、パソコンからのメールを受信拒否設定なさらないでください。なお一部携帯電話からの申込みはできません。
■受講決定通知:
受講決定者には締め切り終了後、折り返しその旨を通知いたします。なお、受講希望者が相当多数の場合、会場の都合などのため、やむを得ず抽選で受講者の決定を行うことがありますので、あらかじめご了承下さい。
■申込み締め切り:5月17日(日) 必着