夏休み子ども美術館、今年のテーマは「ヒトツがならんでイッパイふえて!」


もうすぐ夏休み。県立近代美術館では毎年夏に、子どもたちや初心者を対象とした美術入門編の展示『夏休み子ども美術館』を開催しています。6月28日(火)から始まる今年の夏休み子ども美術館は、「ヒトツがならんでイッパイふえて!」と題し、今年は美術の基本要素である「数と順序」「整列」「秩序」などをテーマに開催します。
《なにかが いっぱい あつまって うまれた さくひん》《くりかえし くりかえしで うまれた さくひん》《まちがいさがしのように よくにた さくひん》《なぞの ぶんしん アート》《ひとりを えがく、ふたりを えがく、たくさんを えがく》《セットで ひとつの さくひん》などのコーナーにより、美術のさまざまなトピックスに触れ、アートへの親しみを増していただくのが狙いです。
展示作品数は、現代美術部門が20点、日本画・郷土美術部門が17点。および併設の小倉遊亀コーナーを含めて、総展示点数は56点となっています。。作品展示の他に、カードで遊べるプレイコーナーも用意しています。展示に関連したワークショップイベントなどを多数開催いたします。詳細は追ってお知らせいたします。


ここでは展示作品のさわりをご紹介いたします。

▲今井 祝雄「ヴォワイヤン(10点組)」
いすに すわった サングラスの おとこ。ここにも あそこにも、おなじ にんげんが なんにんもいるよ!

▲守屋 多々志「衣香」
きがえをする おなじ かおの 女のひと。ひとりなの? それとも 3にんなの!?

▲小松 均「裾野の牛」
ふじ山の すそのを うめつくす うしの むれ。なんとう いるのか、ああ!かぞえられない!

▲中西 夏之「アーク・エリプスA」(左)、「アーク・エリプスE」(右)
とても よくにた ふたつの え。いったい どこが ちがっているのかな?


■常設展示「夏休み子ども美術館:くヒトツがならんでイッパイふえて!」 6月28日(火)−8月28日(日)
休館日:毎週月曜日 ただし7月18日(月・祝)は開館、翌19日(火)休館
観覧料(共通):一般 500円(400円))、高大生 300円(240円)、小中生 無料 ( )内は20名以上の団体料金。
※企画展の観覧券で常設展も観覧できます。
※毎日、午後2時から美術館サポーターによるギャラリートークを行います。