いよいよ美術館再オープン!「ウォルター・クレイン」と常設展も始まりました


本日2月4日(土)、当館は冬期休館を終え、再オープンいたしました。同時に企画展「絵本はここから始まった〜ウォルター・クレインの本の仕事」(3月26日(日)まで)も始まり、たくさんのカラフルな絵本の挿絵に囲まれた展示室は、ひと足早い春の花盛りのようです。


■企画展『絵本はここから始まった—ウォルター・クレインの本の仕事』
◇会 期:平成29年2月4日(土)〜3月26日(日) ※会期中一部展示替えがあります。
◇休館日 :月曜日(ただし3月20日(月・祝)は開館、翌3月21日(火)は休館)
◇観覧料:一般 1000円(800円)/ 高大生 650円(500円)/ 小中生 450円(350円)
    ( )内は前売および20名以上の団体料金


一方常設展示室でも、「日本画・郷土美術部門:新収蔵品を中心に」(3月5日(日)まで)および「現代美術部門:物質と素材」(3月26日(日)まで)の2つの展示が始まりました。



日本画・郷土美術部門:新収蔵品を中心に」では、平成27年度に当美術館が新しく収蔵した作品を中心に展示いたします。新収蔵品としては山元春挙「松竹梅図」、野口小蘋「四君子図」、仁志出高福「待春」、須田国太郎「風景」、志村ふくみ「白梅染無地」、冬木偉沙夫「いざない(乙姫幻想)」ほかを展示しています。

また小倉遊亀コーナーでも新収蔵品「春日」を初公開しています。



一方の「現代美術部門:物質と素材」では、工業製品や廃棄物、綿や麻、竹や陶土など、現代美術の作品に使われる様々な「素材」に注目しながら、そうした素材の物質性を強調した作品を紹介しています。主な展示作品はイサム・ノグチ幼年時代」、イーヴ・クライン「RE42」、リチャード・セタ「床に立つ横長の長方形」、篠原有司男「モーターサイクル・戦士」、北山善夫「私(あなた)は私なの。」、元永定正「作品」などです。


■常設展示「新収蔵品を中心に」 2月4日(土)─3月5日(日)
     「物質と素材」 2月4日(土)─3月31日(金)
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日・振替休日の場合は開館し、翌日休館)
観覧料(共通):一般 500円(400円))、高大生 300円(240円)、小中生 無料 ( )内は20名以上の団体料金。
※企画展の観覧券で常設展も観覧できます。
※毎日、午後2時から美術館サポーターによるギャラリートークを行います。