大人のためのワークショップ「実物のモデルを描こう(裸婦)ークロッキーの楽しみ」が開催されました。

5月22日(日)に開催中の企画展「名画につつまれる贅沢 珠玉のヨーロッパ絵画展 バロックから近代へ」にちなみ、大人のためのワークショップ「実物のモデルを描こう(裸婦)ークロッキーの楽しみ」が開催されました。
今回は講師に画家の大森翠先生をお招きし、絵画モデルの方にもお越しいただいて裸婦のクロッキーに挑戦しました。
クロッキーはデッサンとは違い、短い時間での作業が中心になります。5分〜10分でワンポーズ、長くても20分程度のポーズのなかで、的確に人体の骨格や筋肉のつき方をとらえることが大切です。線の勢いを生かして描くにはどうしたらよいか、どういった見方をすれば思ったような表現が出来るのかなど、先生のアドバイスを受けながら鉛筆の他にも墨やパステルを使って計7ポーズのクロッキーを仕上げました。
参加者のほとんどの方が裸婦のクロッキーは初めてということで、最初はどこから描き始めればいいのか戸惑った様子も見られましたが、一枚、二枚と描き進めるうちに、線の表情がみるみると変化し生き生きとした線に変わっていくのがわかりました。
最後には描いた作品の中からとびきりの一枚を各自が選び、全員の作品をずらっと並べて合評です。先生のコメントにしきりに頷いておられる皆さんの姿はとても印象的でした。


作品に使ったパステル。


合評の様子。


とびきりの一枚を選びました。


どの作品も素敵ですね。

今回ご参加いただけなかった皆様も 次回「大人のためのワークショップ」を開催の際には、ぜひご参加ください。