「自然学|SHIZENGAKU ─来るべき美学のために─」会期中のイベント


8月11日(土)から9月23日(日)にかけて開催する企画展「自然学|SHIZENGAKU−来るべき美学のために−」の会期中に、下記の催しを開催いたします。

■第1回 国際シンポジウム
日 時:8月11日(土) 午前9時─午後4時(開場9時40分)
会 場:滋賀県立近代美術館 講堂
テーマ:芸術の基礎としての自然とクリエイティヴィティ
パネリスト:
・岡田修二(成安造形大学 絵画 プロジェクト・リーダー)
・山本和人(成安造形大学 宗教学・哲学)
・要真理子(大阪大学成安造形大学 美学・芸術学)
・ジョン・レヴァック・ドリヴァー(John Levack Drever ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ音楽学部・フォトグラファー、サウンドアート)
・アンソニー・プライアー(Anthony Pryer ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ音楽学部 美学)
・松本直美(プロジェクト・コーディネーター ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ音楽学部 音楽歴史学
*シンポジウム終了後に企画展示室にて出品作家によるギャラリートークを予定。午後4時─4時50分。

トークイベント
▼ギャラリーツアー&レクチャー(1)
日 時:9月8日(土) 午後2時─2時50分(第1部)/ 午後3時─3時40分(第2部)
内 容:
 第1部 千速敏男(成安造形大学教授 西洋美術史)によるレクチャー
    「西洋美術における自然の表現」
 第2部 要真理子、千速敏男、真下武久(出品作家)によるギャラリーツアー
参加方法:要予約、参加費無料(要観覧券)

▼ギャラリーツアー&レクチャー(2)
日 時:9月15日(土) 午後1時─午後2時(第1部)/ 午後2時10分─午後4時(第2部)
内 容:
 第1部 出品作家によるギャラリーツアー
     (石川亮、宇野君平、岡田修二、西久松吉雄)
 第2部 ゲストによるレクチャー「日本人と自然美学 南方熊楠曼荼羅より」+ディスカッション
ゲスト:稲賀繁美国際日本文化研究センター教授 比較文化・比較交渉史)
参加方法:要予約、参加費無料(要観覧券)

▼ギャラリーツアー&レクチャー(3)
日 時:9月23日(日) 午前11時─12時(第1部)/ 午後1時─午後4時(第2部)
内 容:
 第1部 出品作家によるギャラリーツアー(木藤純子、Softpad、馬場晋作、真下武久)
 第2部 ゲストによるレクチャー+ディスカッション 
テーマ:「自然・アート・知覚」
ゲスト:
 ・廣瀬浩司筑波大学准教授 哲学)
 ・松嶋健京都大学人文科学研究所研究員 人類学)
 ・三脇康生仁愛大学大学院教授 精神医学・美術批評)
参加方法:要予約、参加費無料(要観覧券)


■レクチャー&コンサート
「悉皆成仏(しつかいじょうぶつ)の世界─三井寺流声明と琵琶の演奏─」
声明(しょうみょう)は、仏、菩薩、神々を賛美する歌曲として、僧侶によって詠われはじめ、後に、修業として重視され、声明成仏(悉皆成仏=自然と一体となり仏となる)の方便として盛んに行われるようになった。この旋律は日本音楽の原点となり、今様、平家琵琶謡曲浄瑠璃、小唄、浪花節、演歌などに広く影響を与えていることは知られている。日本において『自然学』を考えるとき、この音色を抜いて語ることはできない。
日 時:8月12日[日] 13:00〜14:30
会 場:滋賀県立近代美術館 講堂(定員:150名)
協 力:総本山三井寺
進 行:岡田修二・加藤賢治[成安造形大学 附属近江学研究所 研究員]
内 容:
 第1部 ゲストによる基調講演「悉皆成仏の世界─天台声明と平家琵琶─」
 第2部 琵琶の解説と実演
 第3部 三井寺流声明の解説と公演
ゲスト:木村至宏(成安造形大学附属近江学研究所 所長)
解 説(第2部):小谷昌代(四ノ宮琵琶ひろめびと)
解 説(第3部):福家俊彦(総本山三井寺執事長)
参加方法: 要予約、参加費無料


■特別展示 出品作家の木藤純子によるインスタレーション展示
会 期:8月16日(木)─19日(日)
時 間:午前9時半─午後5時(入館は午後4時半まで)
会 場:滋賀県立近代美術館 ギャラリー


■たいけんびじゅつかん「琵琶湖の微生物をモティーフに、アートしてみよう」
内 容:
出品作家の宇野君平によるワークショップ。多様な自然に触れる感動は、美術も科学も同じです。また、このような人類の好奇心は、あらゆる学問の原点です。プランクトンの解説に琵琶湖博物館の楠本泰博士をお迎えして、実際に顕微鏡で覗きながら、造形作品を制作します。このワークショップは、アートとサイエンスのコラボレーションです。
日 時:9月22日(土) 午後1時─午後4時半
会 場:滋賀県立近代美術館 ワークショップルーム
対 象:小中学校全学年とその保護者
申込締切:9月10日(月) 必着
協 力:琵琶湖博物館
解 説:琵琶湖博物館 学芸員 楠本泰博士


■関連する展覧会企画 「自然学 蕾|SHIZENGAKU TSUBOMI−来るべき美学のために−」展
内 容:「自然学」のテーマに沿ってセレクトされた成安造形大学在学生・卒業生によるグループ展を同時開催。
会 期:2012年9月5日(水) ─9月23日(日)
時 間:12時〜午後6時  会期中無休  入場料無料
会 場:
 成安造形大学【キャンパスが美術館】
 〒520-0248 滋賀県大津市仰木の里東4-3-1 TEL:077-574-2111(代表) http://www.seian.ac.jp/


★国際シンポジウム、レクチャー&コンサート、トークのお申し込み方法
参加ご希望の方は、イベント名・日時・氏名・住所・電話番号を明記のうえメール(shizengaku@seian.ac.jp)またはFAX(077-574-2120)にて成安造形大学【キャンパスが美術館】事務局までお申込みください。(〒520-0248 滋賀県大津市仰木の里東4-3-1)
なお定員が決まっているものに関しては先着順とし、定員になり次第締め切らせていただきます。

★たいけんびじゅつかんのお申し込み方法
往復はがきまたは電子メールに以下の内容を記入して、締め切りまでに応募してください。
(1)参加したい活動名と日付、(2)参加したい人全員の氏名(ふりがな)(保護者を含め、家族の中で参加する人全員の名前を書いてください)、(3)学年、(4)郵便番号と住所、電話番号、FAX番号(あれば)、(5)希望材料数(例:○名分希望)
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