『佐々木マキ見本帖』展は9月1日(日)まで!


この夏休みにお楽しみいただいております企画展示『佐々木マキ見本帖』、いよいよ9月1日(日)で終了です。この展覧会は、マンガ家・イラストレーター・絵本作家として幅広く活躍中の佐々木マキ(1946- )氏のバラエティ豊かな世界を、60年代から70年代にかけて「ガロ」「朝日ジャーナル」に発表された実験的なマンガの原稿から、村上春樹など多くの名作本に彩りを添えたイラストレーション、そして子どもから大人まで幅広い層に支持されている人気絵本の原画まで、約200点を通して紹介する、まさに佐々木マキの「見本帖」と言える展覧会です。新たに佐々木マキ作品と出会う方にも、新鮮な発見と驚きが満載の展覧会です。
ページを次々とめくるように、どこかシュールで不思議な雰囲気が漂う「佐々木マキ・ワールド」。まだご覧でない方は美術館にお急ぎください。


■企画展佐々木マキ見本帖』 9月1日(日)まで
■休館日:毎週月曜日
■観覧料:一般 950円(750円) 高大生 650円(500円)  小中生 450円(350円)
     ( )内は前売および20名以上の団体料金
※毎日、午後1時から美術館サポーターによるギャラリートークを行います。
■展示作品一覧:
◇絵本原画:『やっぱりおおかみ』 『おばけがぞろぞろ』 『まじょのかんづめ』 『ねむいねむいねずみ』『クイクイちゃん』 『ムッシュ・ムニエルをごしょうかいします』 『ぶたのたね』 『変なお茶会』 など
◇マンガ原稿:怪盗スパンコール『おおきなポケット』 「ガロ」より「六月の隕石」「天国で見る夢」「ピクルス街異聞」「ぼくのデブインコちゃん」 など
◇イラストレーション原画:村上春樹『羊男のクリスマス』『風の歌を聴け』『ふしぎな図書館』 鶴見俊輔『わたしが外人だったころ』H.C.アンデルセン『絵のない絵本』など
計 約200点

▲『やっぱりおおかみ』 福音館書店刊 (c) Maki Sasaki, 1973

村上春樹『ふしぎな図書館』 講談社・刊 (c) Maki Sasaki, 2005

▲『クイクイちゃん』 絵本館・刊 (c) Maki Sasaki, 2012