「ポップの目」展、いよいよ9月7日(土)から始まります
いよいよ芸術の秋到来! この週末9月7日(土)から、当館の秋の企画展示第1弾として、アメリカン・ポップ・アートを館蔵品を通して振り返る展覧会「ポップの目─アーティストたちは現代文化に何を見たか─」がいよいよオープンいたします。ただ今、展示作業の真っ最中です。
ポップ・アートは1960年代のアメリカで花開き、全世界的に大きな影響をふるった現代美術の運動です。アンディ・ウォーホルの「マリリン」をはじめ、現代美術が苦手な方でも知っている作品がいっぱい。
ウォーホルだけでなく、ロイ・リキテンスタイン、クレス・オルデンバーグ、ジョージ・シーガル、ジェームズ・ローゼンクイスト、トム・ウェッセルマンといった錚々たる顔ぶれの名品を通して、ポップ・アートとその背景をわかりやすく読み解いてゆきます。作品の脇には必ず作品解説が用意されていますので、現代美術が苦手な方でもひと安心です。
本展最大の見どころは、ネオ・ダダの巨匠ロバート・ラウシェンバーグが滋賀県の信楽に滞在して制作した、巨大な作品4点が約20年ぶりに公開されること。外人の目から見た、ポップでキッチュ(悪趣味)な日本のイメージがぎっしりと詰まっています。展示が大がかりになるため、今度はいつ公開できるかわかりません。興味のある方はこの機会に忘れずにご覧ください。
アメリカン・ポップ・アートの全貌に気軽に触れることができるまたと無い機会です。今年の芸術の秋は、ぜひ本展にご注目ください。
企画展示『ポップの目─アーティストたちは現代文化に何を見たか─』
■会期=平成25(2013)年 9月7日(土)─10月6日(日)
■開館時間=9時30分─17時(入館は16時30分まで)
■休館日=月曜日(ただし9月16日(月・休)・23日(月・祝)は開館し、翌17日(火)・24日(火)休館)
■観覧料=一般750円(550円)・高大生500円(400円)・小中生300円(250円)
※( )内は、前売および20名以上の団体料金
◆毎日、午後1時から美術館サポーターによる解説を行います。