「ハービー・山口写真展 HIKARICAL SCAPE 雲の上はいつも青空」いよいよ今週末まで


ただいま好評開催中の企画展示「ハービー・山口写真展 HIKARICAL SCAPE 雲の上はいつも青空」は、いよいよ今週末、3月31日(日)までの開催となります。
本展は、国内外のミュージシャンを捉えた人物写真や風景写真で幅広い人気を持つ写真家、ハービー・山口が撮影した作品約150点による大規模な個展です。ハービー・山口は、1950年、東京都に生まれ、大学卒業後、1973年より約10年間をロンドンで過ごしました。そこで撮影したミュージック・シーンを中心とする生きたロンドンの写真が高く評価され、写真集『LONDON』(1985年、流行通信社)の出版によって、写真家としての名声を確固たるものとします。帰国後も日本とヨーロッパを往復し、山崎まさよし福山雅治等、国内のミュージシャンとコラボレーションをする一方、常に市井の人々にカメラを向け、「希望」をテーマに撮影を続けています。
本何気ない日常のなかにある人々や街の姿を、優しいトーンのモノクロームで残した写真作品の数々から、現在人々が求めている、希望とともに未来へ向かうポジティブなイメージ[HIKARI]に満ちた空間を作り上げる展覧会です。まだご覧になっておられない方は、ぜひ足をお運びください。


企画展示ハービー・山口写真展 HIKARICAL SCAPE 雲の上はいつも青空』

■会期=平成25(2013)年 2月2日(土)─3月31日(日)
■休館日=毎週月曜日
■観覧料=一般950円(750円)・高大生650円(500円)・小中生450円(350円)
      ※( )内は前売及び20名以上の団体料金
■展覧会の構成
第1部「JAPAN」
 『1970年、二十歳の憧憬』シリーズ (撮影:1969年〜1973年)
 『HOPE』シリーズ (撮影:1983〜2008年)
 『HOPE 311』シリーズ(撮影:2011〜2012年)
 『代官山17番地』シリーズ(撮影:1996〜1997年)
第2部「EUROPE」
 『LONDON』シリーズ(撮影:1973〜1988年)
 『1989年、東欧、真冬に咲いた花』シリーズ(撮影:1985〜1990年)
 『TIMELESS IN LUXEMBOURG』シリーズ(撮影:1999年)
※上記シリーズは、写真集が出版されていますが、展示には、写真集未収載作品を含みます。



▲Joe with a Roll up / 1980  ©2012ハービー・山口

▲俺たち絶対負けないぜ! / 2011(『HOPE311』シリーズより)©2012ハービー・山口