今週末から新たな常設展示もオープンします

今週末、2月4日から当美術館は冬期休館を終え再オープンいたします。同日オープンの企画展「ウォルター・クレインの本の仕事」だけでなく、常設展示室でも「日本画・郷土美術部門:新収蔵品を中心に」(3月5日(日)まで)および「現代美術部門:物質と素材」(3月26日(日)まで)の2つの展示が始まります。
日本画・郷土美術部門:新収蔵品を中心に」では、平成27年度に当美術館が新しく収蔵した作品を中心に展示いたします。下記図版の他、山元春挙「松竹梅図」、野口小蘋「四君子図」、仁志出高福「待春」、冬木偉沙夫「いざない(乙姫幻想)」ほかが展示されます。

小倉遊亀「春日」

▲須田国太郎「風景」

▲志村ふくみ「白梅染無地」


一方の「現代美術部門:物質と素材」では、工業製品や廃棄物、綿や麻、竹や陶土など、現代美術の作品に使われる様々な「素材」に注目しながら、そうした素材の物質性を強調した作品を紹介いたします。

イサム・ノグチ幼年時代

元永定正「作品」

▲リチャード・セラ「床に立つ横長の長方形」


■常設展示「新収蔵品を中心に」 2月4日(土)─3月5日(日)
     「物質と素材」 2月4日(土)─3月31日(金)
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日・振替休日の場合は開館し、翌日休館)
観覧料(共通):一般 500円(400円))、高大生 300円(240円)、小中生 無料 ( )内は20名以上の団体料金。
※企画展の観覧券で常設展も観覧できます。
※毎日、午後2時から美術館サポーターによるギャラリートークを行います。